Where Does My Money Go? は、納税者である国民一人ひとりが、支払っている税金の使われ方を具体的に理解し、税金の使われ方を決める当事者として責任ある意見を述べることを手助けすることを目的としています。私達は、国民一人ひとりが、公共サービスにおける受益と負担の関係を数字で理解したうえで、私ならこう税金を使って欲しいという具体的で責任のある意見を述べることができるようなることが、日本の財政を健全化させ、日本を新たな成長へと導く近道に違いないと考えています。

Where Does My Money Go? 女川版(2014年1月11日稼働)は、女川町民が女川町に納めている町税を対象として構築したものです。自分の年間総収入をスライドで設定し、単身世帯か扶養一人世帯かを選択すると、給与所得者であるという前提で、女川町に納めている町税年総額と8分野毎に一日当たり支払っている町税額が表示されます。所得控除額は、単身世帯の場合33万円、扶養一人世帯の場合66万円、町税負担額は課税対象額の6%と設定しています。

コンタクトフォームからご連絡ください。

女川版 Where Does My Money Go?横浜版 Where Does My Money Go?を元に構築しました。

横浜版 Where Does My Money Go? はイギリスの Where Does My Money Go? を参考に、日本でも公共データのオープン化によって、地域社会を変え、日本社会を変え、世界にも影響を与え、貢献して行こうという思いを持って集まったメンバーによって構築、運営されています。イギリスの Where Does My Money Go? は Open Knowledge Foundation によって運営されています。

このプロジェクトは市民の手で運営されているのが最大の特徴であり、今後、更になるデータの収集、分析を実施したいと考えています。ご関心を持った方は是非、ご参加下さい。問い合わせ先はコンタクトフォームからお願いいたします。

日本では横浜市のサイトが最初に立ち上がりました。このサイトも横浜市のサイトが立ち上がった際の技術をほぼそのまま使っています。現在では、各地の有志の手により、横浜以外にもサイトが立ち上がっています。詳細は関連サイトからご確認いただけます。

女川版 Where Does My Money Go? は女川町税がどのように使われたかを示すサイトであり、一切の政治・宗教・特定の団体とは関係がありません。また、女川町税を何に使うべきで、何に使うべきでないのかを主張するサイトでもありません。今回のプロジェクトの大きな目的は私たちが納めた税金がどのように使われているかを知ることであり、どのように使うべきかをコメントするものではありません。私たちは Where Does My Money Go? が利用するすべての人にとって使いやすいものであることを願っています。